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豪中銀議事録:弱い雇用情勢と強い住宅市場、動向を注視へ

オーストラリア準備銀行(中央銀行)は18日 公表した今月の金融政策決定会合(4日開催)の議事録で、向こう数カ 月にわたり国内の労働・住宅市場の動向を注視していく方針を示した。

豪中銀は議事録で、雇用情勢が「従来の予想より幾分鈍化」してお り、失業率の指標は「なお高水準にとどまっている」と分析。「今後数 カ月間にわたり雇用と住宅市場の動向を慎重に監視する必要があると理 事会は判断した」と説明した。

13日発表された3月の豪雇用統計ではフルタイム雇用者数が急増し たものの、失業率は5.9%に高止まりしていた。

豪中銀は鉱業以外の産業に投資や雇用の拡大を促す中、昨年8月の 利下げを最後に政策金利を過去最低の1.5%に維持している。ただ、そ れによりシドニーやメルボルンでは不動産投資家による投機ブームが誘 発され、住宅価格と家計債務を押し上げた。一方、労働市場は依然とし て比較的抑制されており、結果的に賃金は低迷している。

豪中銀は「労働需要の先行指標は引き続き今後の雇用の伸び拡大を 示唆しているものの、ここしばらく雇用情勢の改善につながっていない のも事実だ」と指摘。「住宅与信は引き続き家計所得を上回るペースで 伸びており、住宅市場と家計のバランスシートに関連したリスクが高ま りつつあることを示唆している」と、先週の金融安定化報告と同じ認識 をあらためて示した。

原題:RBA Shines Spotlight on Weak Aussie Jobs, Strong Housing Market(抜粋)

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