中国の新築住宅価格は3月に62都市で上昇した。昨年10月以来の水準に増えた。不動産購入に対する規制強化を控え、駆け込み需要があったことが示唆されている。

  国家統計局は18日、調査対象の主要70都市のうち新築住宅価格が前月から上昇した都市数は62と、2月の56から増加したと発表。前月から値下がりした都市数は8だった。

  中国当局は住宅バブルを防止するため、大半の1級都市と2級都市で厳しい抑制策を実施する意向を表明しているほか、小規模都市の中心部で住宅供給過剰の解消を目指している。1カ月間に少なくとも64都市が新規の不動産購入規制もしくは規制強化を発表しており、購入資格が将来なくなることを懸念した買い手が市場に殺到したことが住宅販売増加の一因となった可能性がある。

  北京の新築住宅価格は前月比0.4%上昇。同市当局は2軒目の住宅購入の頭金要件を引き上げた。主要都市で最後に購入規制を発表した広州の新築住宅価格は2.5%値上がりした。一方、上海では0.1%下落したほか、昨年初めに最も過熱していた深圳でも0.3%下落と、6カ月連続で値下がりした。

原題:China Home Prices Rise in More Cities as Buyers Beat Curbs (1)(抜粋)

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