コンテンツにスキップする

米ネットフリックス:契約者の伸びが予想下回る-ヒット作不在で

  • 4-6月には回復の見通し-「ハウス・オブ・カード」新シーズンで
  • 番組制作費が4-6月の利益を圧迫へ

ネットフリックスに投資家が現在期待できるのは、契約者数の高い伸びか、大幅増益のどちらか一つであり、両方は望めないようだ。

  動画配信サービスのネットフリックスが17日発表した1-3月(第1四半期)の契約者数の伸びは予想を下回った。新規契約の獲得と既存ユーザーの引き留めに寄与する「ハウス・オブ・カード」のようなオリジナルのヒット作が不在だったためだ。ただ、多額の予算を要する番組制作がなかったため、純利益は押し上げられた。4-6月(第2四半期)は、「ハウス・オブ・カード」の新シーズンと映画3本のリリースが予定されており、利益は市場予想を下回るが、契約数の伸びが改善する見通しだとした。

Netflix Inc. Illustrations Ahead Of Earnings Figures

ネットフリックスのアプリ

Photographer: Daniel Acker/Bloomberg

  ネットフリックスの株価は17日の時間外取引で、こうしたジレンマを反映した値動きを見せた。契約者数の実績を嫌気して下落したが、その後は切り返し、1.4%高の149.30ドルで取引されている。年初から今月13日までは15%上昇していた。

Hitless Quarter

  1-3月期の契約者数は495万人の純増と、アナリスト予想(549万人の純増)には届かなかった。ただ、4-6月期の契約者数の伸びについてはアナリスト予想を上回る見通しを示した。

  4-6月期の1株利益は番組制作費がかさむ影響で15セントにとどまると見込む。アナリストの予想は23セントとなっていた。売上高は27億5000万ドル(約3000億円)の見通し。市場予想は27億6000万ドルだった。

  1-3月期の利益は1億7800万ドル(1株当たり40セント)と、4倍余り膨らんだ。アナリスト予想は1株当たり37セントだった。売上高は35%増の26億4000万ドル。

原題:Netflix Trades User Growth for Profits With No ‘House of Cards’(抜粋)

    最新の情報は、ブルームバーグ端末にて提供中 LEARN MORE