FRB副議長:バランスシート議論で市場のかんしゃく予想せず

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  • このところのバランシシート縮小開始発言への反応薄いことが根拠
  • 大きな市場混乱に直面する可能性は2013年の時ほど高くないようだ

米連邦準備制度理事会(FRB)のフィッシャー副議長は17日、FRBがバランスシート縮小の計画を公表する際に、2013年に起きたテーパータントラム(市場のかんしゃく)のような事態が再び起きるとは予想していないと述べた。

  同副議長はニューヨークのコロンビア大学での講演で、明らかになりつつある計画の詳細に対する投資家の反応がこれまでのところ限定的であることは、4年前に経験した金融市場の大規模な動きが回避される可能性が高いことを示していると指摘。「大きな市場混乱に直面する可能性はテーパータントラムの時ほど高くないようだ」と述べた。

  テーパータントラムが起きたのは2013年半ば。当時のバーナンキFRB議長がFRBの資産購入を将来的に減らす可能性があると示唆した後、米国債利回りが急上昇した。しかしこのところ、年内にバランスシート縮小開始を示唆する報道が出ても米国債利回りにほとんど影響は見られないとフィッシャー副議長は指摘した。

原題:Fischer Doesn’t See Tantrum Redux as Fed Debates Balance Sheet(抜粋)

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