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4月17日の海外株式・債券・為替・商品市場

更新日時

欧米市場の株式、債券、為替、商品相場は 次の通り。

◎NY外為:ドルが対円で上昇、ムニューシン財務長官発言に反応

  17日のニューヨーク外国為替市場でドルが対円で上昇。ムニューシン米財務長官の発言を手掛かりに売り優勢から反転した。米10年債利回りも上昇した。

  ニューヨーク時間午後5時現在、ドルは対円で0.3%上昇して1ドル=108円91銭。一時は109円05銭まで買い進まれた。対ユーロでは0.2%下げて1ユーロ=1.0643ドル。

  ニューヨーク在勤トレーダーによると、108円70銭でストップロスの買い注文が発動され、ドルは一時109円台に上昇した。ドル・円は200日移動平均の108円83銭を上回って取引されており、下振れリスクをある程度解消する可能性がある。

  ムニューシン長官は英紙フィナンシャル・タイムズ(FT)とのインタビューで、年内の税制改革をなお見込んでいると述べたほか、「長期的に見て強いドルは良いことだ」と語った。同長官は米国は為替市場に介入しないと説明。先週のトランプ大統領のウォールストリート・ジャーナル(WSJ)とのインタビューでのドルに関する発言について触れ、「トランプ大統領は短期的なドルの強さについて事実に基づく発言を行った」と述べた。 

  朝方発表されたニューヨーク連銀製造業景況指数は5.2、エコノミスト41人の予想レンジは10
-20.9だった。
原題:USD/JPY Fresh Session High 109.05; Regains 200-DMA After Mnuchin (抜粋)
Mnuchin Says Tax Reform Delayed by Health-Care Setback: FT (抜粋)

◎米国株:上昇、6週間で最大の上げ-薄商いの中で不動産など高い

  17日の米株式相場は4営業日ぶりに反発。6週間で最大の上げとなった。イースター(復活祭)の休暇で連休となっていた週末に、世界の成長を脅かすような大きな地政学的イベントが発生しなかったことが背景にある。米国株は週間ベースでは、先週まで2週続落となっていた。

  S&P500種の業種別11指数は全て値上がりした。この日は欧州市場がイースターマンデー(復活祭後の月曜日)の祝日で休場。米国では取引が再開されたが薄商いとなった。

  S&P500種株価指数は前営業日比0.9%高の2349.01。ダウ工業株30種平均は183.67ドル(0.9%)上げて20636.92ドル。

  S&P500種の業種別指数では金融や不動産が特に上げた。一方で上昇率が最も低かったのはエネルギー株。

  米証券取引所全体の売買高は約53億株と、年初来で最低だった。売買高の多かった個別銘柄はアーコニック、インサイト、イーライリリー、ネットフリックスで、30日平均の2倍以上となった。

  シカゴ・オプション取引所(CBOE)のボラティリティー指数(VIX)は14.7に低下した。
原題:U.S. Stocks Climb on Low Volume as Real Estate, Tech Shares Gain(抜粋)
原題:Stocks Rise, Dollar Slumps as Weekend Risks Fade: Markets Wrap(抜粋)

◎米国債:小幅安、米財務長官の発言で売り-朝方は買い優勢

  17日の米国債相場は小幅安。ムニューシン米財務長官の発言を受けてドルが上昇したため、終盤にかけて売りが優勢になった。同長官は、長期的に見て強いドルは良いことだと発言した。

  ニューヨーク時間午後5時現在、10年債利回りは前営業日比1ベーシスポイント(bp、1bp=0.01%)上昇の2.25%。

  アジア時間の取引では2.197%と、昨年11月17日以来の低水準を付ける場面もあった。米債券市場が休場だった14日に発表された消費者物価指数(CPI)や小売売上高が予想を下回ったことが買い材料となった。欧州では多くの市場がイースターマンデー(復活祭後の月曜日)の祝日で休場となる中、米国市場の早い段階で上げ止まった。今週の社債発行が膨らむとの予想が背景にある。

  テクニカル要因は10年債利回りが大統領選後の上昇分の半値押しの水準である2.177%に向けて低下することを示唆している。

  BMOキャピタル・マーケッツのストラテジスト、イアン・リンジェン、アーロン・コーリ両氏はリポートで「テクニカル要因は相場上昇の継続を強く示唆しているが、当社はその動きが強まるとはあまり考えておらず、祝日を含む週末を終え、市場参加者が18日に完全に戻れば値固めになると予想している」と指摘した。

  今週はシティグループやJPモルガン・チェース、ウェルズ・ファーゴなど大手銀行の起債が予定されている。
原題:Treasuries Reverse Gains After Testing Major Resistance Levels(抜粋)

◎NY金:4営業日続伸、5カ月ぶり高値-ドル下落で

  17日のニューヨーク金先物相場は4営業日続伸。3月22日以降で最長の連続高となった。

  • ニューヨーク商品取引所(COMEX)の金先物6月限は前営業日比0.3%高の1オンス=1291.90ドルで終了。終値では昨年11月4日以来の高値
  • ブルームバーグ・ドル・スポット指数は低下
  • 「ここ数日に見られた買い注文の大半は地政学的な問題に後押しされたものだった」-エレメンタルのトレーディング責任者、ブラッド・イエー ツ氏
  • プラチナ先物7月限は1.4%高の991.10ドルで終了
  • 銀先物は0.02%高の18.514ドル
  • パラジウムは0.9%安の788.55ドル

原題:Gold Advances to Five-Month High as Dollar Drops; Platinum Rises(抜粋)

◎NY原油:反落、米国生産の増加見通しを嫌気

  17日のニューヨーク原油先物市場ではウェスト・テキサス・インターミディエート(WTI)先物が反落。シェールオイル開発の拡大を示すデータを受け、米国の生産急増で石油輸出国機構(OPEC)主導の減産分が帳消しになるとの観測が広がった。

  ベーカー・ヒューズが前週末発表したデータによると、米国の石油リグ(掘削装置)稼働数は先週11基増加した。コンサルティング会社ショーク・グループのスティーブン・ショーク社長は電話取材に対し「リグ稼働数は直近36週中の32週で増加した。生産量が8週連続の増加となったほか、米エネルギー情報局(EIA)は2018年の米生産量が日量990万バレルになるとの見方を示した。米国の製油業者は堅調で、好調さは増すばかりだ」と話した。

  ニューヨーク商業取引所(NYMEX)のWTI先物5月限は前営業日比53セント(1.00%)安い1バレル=52.65ドルで終了。北海ブレント6月限は53セント安の55.36ドルで取引を終えた。
原題:Crude Falls as Rising Rig Count Seen Boosting U.S. Production(抜粋)

◎欧州株:イースターマンデー(復活祭後の月曜日)の祝日で休場

◎欧州債:イースターマンデー(復活祭後の月曜日)の祝日で休場

(外為、米国株、米国債を更新します.)
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