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仏大統領選候補マクロン氏、ドイツに不均衡是正呼び掛け-黒字は有害

フランス大統領選候補者で中道・無所属のマクロン前経済・産業・デジタル相はドイツの巨額貿易黒字がユーロ圏経済に有害だとして、同国に不均衡是正を呼び掛けた。大統領選を約1週間後に控え、マクロン氏は世論調査でルペン国民戦線(FN)党首と支持率でトップに並んでいる。

  17日付のドイツ紙フンケ・メディエングルッペと仏紙ウエスト・フランスとのインタビューで、マクロン氏は「ドイツはユーロ圏内の不均衡から恩恵を得て、非常に高水準の貿易黒字を記録している」と指摘。「これはドイツにとってもユーロ圏経済にとっても良いことではない。リバランスすべきだ」と述べた。

  ドイツの貿易黒字は昨年、過去最高を更新し、世界経済や欧州連合(EU)にとって懸念要因となっている。トランプ米政権が設置した国家通商会議(NTC)のナバロ委員長は、ドイツがユーロの「甚だしい過小評価」を悪用して貿易での優位性を高めていると批判した。

  ドイツ政府の政策が変われば、フランスも構造改革を強いられるとの認識もマクロン氏は示し、「われわれが構造改革を遅らせる限り、ドイツからの信頼は得られないだろう」と語った。

原題:France’s Macron Says German Trade Surplus Harmful to EU Economy(抜粋)

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