米ウェルズF、今月の株主総会で会長ら取締役の再任否決も-WSJ紙

  • スローンCEO:ウォーレン・バフェット氏は取締役会を支持
  • ISSは会長を含む大半の取締役の解任を株主に助言

米銀ウェルズ・ファーゴの一部取締役は今月の株主投票で再任を否決されるリスクがあり、同行は20の大株主に支持を求めて接触している。米紙ウォールストリート・ジャーナル(WSJ)が事情を知る複数の関係者の話を匿名で伝えた。

  同紙によれば、再任されないリスクが最も高いのはスティーブン・サンガー会長。幾人かの取締役も弱い立場にあるという。サンガー氏は、ウェルズが営業不祥事の問題を決着させるため1億8500万ドル(約200億円)の支払いに同意した後の昨年10月に就任した。

スティーブン・サンガー会長

Photographer: Andrew Harrer/Bloomberg

  ティム・スローン最高経営責任者(CEO)は同紙に対し、資産家ウォーレン・バフェットと話したと述べ、バフェット氏が同行取締役会と経営陣への支持を表明したことを明らかにした。バフェット氏は同行の筆頭株主バークシャー・ハサウェイを率いている。他の幹部も4月25日の年次株主総会を控えて数日中にニューヨークやボストン、サンフランシスコで大株主に会い、さらに支持を求める見通し。同紙は会合に参加する匿名の関係者の話を引用した。

  議決権行使助言サービスのインスティテューショナル・シェアホルダー・サービシーズ(ISS)は今月、顧客に無断で口座開設した不祥事を未然に防止する「適時かつ十分なリスク管理」を怠ったとしてサンガー氏を含む取締役の大半を解任するよう株主に勧めていた。

原題:Wells Fargo Directors, Sanger at Risk at Investor Vote, WSJ Says(抜粋)

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