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米原油値上がり見込む買い越し増加-OPEC減産効果が米増産しのぐ

  • 資産運用会社によるWTI買越残高は2週連続で増える:CFTC
  • WTI原油価格は53ドル超え-米原油在庫は過去最大から減少

石油輸出国機構(OPEC)は米国の原油供給拡大との競争でようやく若干前進し、投機家によるOPECへの信頼が高まっている。

  ウェスト・テキサス・インターミディエート(WTI)原油先物価格が1カ月ぶりに1バレル=53ドルを上回る中、米商品先物取引委員会(CFTC)のデータによれば、ヘッジファンドによる価格上昇を見込む買い越しは2週連続で増加。減産延長に備えているとみられるOPEC加盟国が増える一方、米国の原油在庫は過去最高水準から減少した。夏季のドライブシーズンを前に製油所の原油処理量が増える時期に、燃料在庫は毎週縮小している。

先物価格上昇に伴って買い越し増加

  エネルギー関連の商品に重点を置くヘッジファンド、アゲイン・キャピタル(ニューヨーク)のパートナー、ジョン・キルダフ氏は「OPECとOPEC非加盟国が、世界の原油在庫水準を引き下げることができるという確信が再び高まっている」と指摘。「夏季のドライブシーズンを前に製油所の増産が見込まれ、それも原油在庫の減少につながるだろう」と述べた。

  資産運用会社によるWTIの買越残高は11日終了週に16%増加した。WTI価格は建玉報告の対象期間に4.6%上昇し53.40ドルとなった。

原題:Bets on Oil Rise Advance on Signs OPEC Cuts Will Outdo U.S. Boom(抜粋)

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