NY外為(14日):ドルが対円で反落、米CPIが予想下回り
Brian Chappatta
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14日のニューヨーク外国為替市場ではドルが 対円で反落。3月の米消費者物価指数(CPI)が予想を下回ったた め、世界的なリフレ取引の持続性について懐疑的な見方が強まった。
3月のCPIは2016年2月以降で初めて前月比で低下した。
ニューヨーク時間午後5時現在、ドルは対円で前日比0.4%安の1 ドル=108円64銭。対ユーロでは0.1%安の1ユーロ=1.0618ドル。主 要10通貨に対するドルの動きを示すブルームバーグ・ドル・スポット指 数は前日比0.1%上昇。
米商務省が発表した3月の米小売売上高は2カ月連続で減少した。 自動車の購入減少が響いた。
ドル・スポット指数は昨年11月以来の低水準近辺にある。トランプ 米大統領が今週、ドルは「強過ぎる」と発言したため、トレーダーの間 ではリフレ取引の先行きを見直す動きが出ている。
この日はイースター(復活祭)の祝日にあたり、世界中で多くの市 場が休場となった。
原題:Dollar Drops After U.S. Inflation Falls for First Time in a Year(抜粋)
(第4段落以降を追加します)
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