東芝株が午後下げ幅縮小、米アップルがメモリー事業に出資検討報道で

東芝株は午前に一時前日比8.1%安となったものの、同社が売却を予定しているメモリー事業について米アップルが数十%程度取得することを検討していると報じられると下げ幅を縮小した。

  東芝株は午後に入り一時同0.1%安の210円まで値を戻した。午後1時20分時点では前日比4.5%安の200.7円となっている。

  NHKは、アップルが「iPhone(アイフォーン)」などの製品に使われている東芝の半導体を安定して調達する態勢を整えるため、数千億円を投じて東芝メモリの株式を数十%程度取得する方向で検討を進めていると報道。また、現在東芝メモリ売却の入札に参加している台湾の鴻海精密工業と組んで買収を目指すことを検討していると伝えた。鴻海はアイフォーンの組み立てをアップルから受託しており、大半の工場を中国に持っている。

  東芝本体にも東芝メモリの株式を保有してもらうことで日米が過半数の株式を確保し、政府の技術流出に対する懸念を払拭(ふっしょく)したい考えだと報道した。

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