米ブラックロックCEO、昨年報酬は27.8億円-社員ボーナス減少でも

  • ブラックロックの昨年の純資金流入額は2020億ドルに達した
  • 運用報酬減少などの影響で09年以来で初めて収入が減少

世界最大の資産運用会社である米ブラックロックは2011年以降で初めて社員のボーナスを減らし、株式の銘柄選定ビジネスのパフォーマンスも競合他社に後れを取っているが、ローレンス・フィンク最高経営責任者(CEO)は、2016年分として約2550万ドル(約27億8300万円)相当の報酬パッケージを受け取った。

  ブラックロックの届け出によれば、フィンク氏(64)の報酬パッケージのうち、現金ボーナスは800万ドル、繰り延べ株式報酬が約1640万ドル相当(長期の業績目標に一部連動)。このほか給料90万ドルと約19万3000ドル相当の特典も支給された。報酬総額は15年との比較で1.2%減少した。

  約5兆1000億ドルの資産を管理・運用するブラックロックの昨年の純資金流入額は2020億ドルに達したが、投信調査会社モーニングスターのデータによれば、運用報酬減少や米国のアクティブ運用ファンドから193億ドルの資金が流出したことが影響し、09年以来で初めて収入が減少。社員の年間ボーナスは平均2-4%減少した。

原題:BlackRock Pays Fink $25.5 Million as Assets Top $5 Trillion (1)(抜粋)

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