13日のニューヨーク外国為替市場ではドルが小幅に反発した。前日は、トランプ米大統領がドルは「強過ぎる」と発言したことに反応し、大きく下げていた。

  米国株はこの日下落。米国がアフガニスタンにある「イスラム国」の施設を標的に、核以外の通常兵器で米軍最大の破壊力を持つ爆弾を投下したことに反応した。

  ニューヨーク時間午後5時現在、主要10通貨に対するドルの動きを示すブルームバーグ・ドル・スポット指数は前日比0.1%上昇。ドルは対円では0.1%未満上げて1ドル=109円09銭。対ユーロでは0.5%上げて1ユーロ=1.0613ドル。

  この日の外国為替市場はイースター(復活祭)の祝日を控えて薄商いとなった。ただ来週には、フランス大統領選の第1回投票を前にしたポジション調整が入り、商いが活発になる可能性がある。

  ドルを巡ってはトランプ大統領だけでなく、ブラックロックのラリー・フィンク最高経営責任者(CEO)も「強過ぎる」とし、ドル高が米経済成長鈍化の一つの理由だと語った。そうした発言を受けてドルの見通しには不透明感が広がっている。為替水準については通常、より正確な情報に基づいて財務長官が見解を示すことから、市場はトランプ大統領の発言をどの程度重視すべきか慎重に見極めようとしている。

原題:Dollar Near Session Highs With Modest Gains Before Holiday Break(抜粋)

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