イタリアのサッカークラブの中で国際的に最も成功を収めたACミランがついにベルルスコーニ元首相の手から離れることになった。同氏は1986年に同クラブを手に入れた。

  13日の発表資料によると、ベルルスコーニ氏率いるフィニンベストは7億4000万ユーロ(約860億円)で中国の投資家集団に売却した。事情に詳しい複数の関係者によれば、ポール・シンガー氏率いるヘッジファンド、エリオット・アドバイザーズが3億300万ユーロの資金を提供することで合意した。売却手続きは8カ月にわたり遅れていた。

ベルルスコーニ氏
ベルルスコーニ氏
Photographer: Marco Luzzani/Getty Images

  欧州王者に7度輝いたACミランを買収したのは中国投資家の李勇鴻氏率いるロッソネリ・スポーツ・インベストメント・ルクセンブルク。李氏が約1億9000万ユーロの最終支払いを済ませたと、事情に詳しい匿名の関係者が明らかにした。ACミラン買収で暫定合意した昨年8月以来、買収資金を確保する時間を稼ぐため、李氏は過去8カ月に計2億5000万ユーロを数回に分けて支払ったという。
  
  関係者によれば、李氏はACミランの香港証券取引所への上場を計画しており、2-3年以内に行われる可能性があるという。

原題:Berlusconi’s AC Milan Era Ends as Elliott Funds Chinese Purchase(抜粋)

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