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ゴールドマン:辛抱が報われつつある-商品相場の回復信じて好結果

  • ゴールドマンは商品の投資判断を「強含み」に維持
  • マクロ経済指標の改善、中国の金属需要拡大、原油在庫減少見込む

ゴールドマン・サックス・グループは商品相場の回復を信じて辛抱したことが報われつつあると指摘している。

  商品相場が8カ月で最大の下げとなる中でも辛抱すべきだとゴールドマンが投資家に呼び掛けてから4週間が経過し、ほとんどの一次産品価格は急落前の水準へと戻った。ゴールドマンの12日付リポートによれば、同社が今年の「トップトレード」としているS&P・GSCIエンハンスト指数のロングが大幅に回復した。

  ゴールドマンはマクロ経済指標の改善や中国の金属需要拡大、石油輸出国機構(OPEC)の減産に伴う原油在庫減少の見込みを根拠に、商品相場の回復に確かな自信を持っている。ゴールドマンは商品の投資判断を「オーバーウエート(強含み)」に維持し、3カ月先と1年先までの相場上昇率見通しをそれぞれ5%、4%としている。また、供給をめぐる不確実性はほぼ解消され、長期的な相場への自信が強まったほか、市場の最大の関心事は需要になったと同リポートで分析した。

  ジェフリー・カリー、マイケル・ハインズ両氏を含むアナリストは同リポートで、「市場はさらなる辛抱が必要だと依然みている」とした上で、「マクロ経済データは米国の天候によって一部ゆがめられてきた。中国については、3月の確かなデータがまだ得られておらず、春節(旧正月)後に経済活動が回復したかどうかを見極められない。原油の在庫減は4-6月(第2四半期)まで予想されない」と説明した。
  
原題:Goldman Sees Virtue in Patience as Commodities Stage Rebound (1)(抜粋)

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