トランプ米大統領は米医療保険制度改革法(オバマケア)の修正を目指す交渉に民主党を応じさせるため、低所得者向け医療費補助の支払いを停止する可能性があると、米紙ウォールストリート・ジャーナル(WSJ)とのインタビューで語った。

  低所得の加入者に医療費補助を提供するコスト・シェアリング・リダクション(CSR)と呼ばれるオバマケア補助金は共和党と民主党の約3年にわたる法廷闘争で主要な争点とされてきた。
  
  トランプ大統領は12日付のWSJ紙に掲載されたインタビューで、「私は人々に害を及ぼしたくない」とした上で、民主党は交渉に応じるべきだし、そうなると思うと語った。

  これに対し、上院のシューマー民主党院内総務は民主党の戦略は変わらないとした上で、トランプ大統領の発言を批判。「大統領は、さらに多数の人が医療保険を失うことになるオバマケア廃止という政治目標達成のため、同氏に投票した人たちも含め、多くの米国民のヘルスケアを人質に取ると脅している」と指摘し、「このひねくれた戦略は失敗するだろう」と述べた。

原題:Trump Threatens Health Subsidies to Poor to Force Talks (1)(抜粋)

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