ブラジル中銀、2009年以来最大の利下げ-景気てこ入れで

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  • 政策金利1ポイント下げ11.25%に、エコノミスト44人中42人が予想
  • 緩和ペースを少し速めたのは現時点で「適切」-声明

ブラジル中央銀行は12日、政策金利を1ポイント引き下げることを決めた。利下げ幅は約8年で最大。中南米で最大規模のブラジル経済の成長を積極的に促進する。

  イラン・ゴールドファイン総裁率いる政策委員会は政策金利を11.25%に引き下げた。前回と前々回の政策委ではそれぞれ0.75ポイントずつ利下げしていた。ブルームバーグが調査したエコノミスト44人中42人は1ポイントの利下げを予想。2人は1.25ポイントの利下げを見込んでいた。

  中銀当局者は金利決定と同時に公表した声明で、「金融緩和を1月と2月の会合で決めたペースよりも今回少し速めたことは、現時点で適切だ」と説明。ディスインフレのプロセスがさらに拡大しており、食品価格は好ましい供給ショックを与えているとの認識をあらためて示した。

  インフレ率が今年、目標を下回る見通しであるため、中銀が景気支援で一層の行動を取り得るとみるアナリストもいる。グラジュアルCCTVMのチーフエコノミスト、アンドレ・ペルフェイト氏は電話取材に対し、「中銀はインフレに明らかに満足しており、経済は極めて弱い。中銀はより大幅な引き下げの可能性を排除していない」と指摘した。

  エコノミスト予想によれば、ブラジル中銀は年内に政策金利を8.5%に引き下げ、2018年いっぱいは同水準で据え置く見通し。予想通りなら、07年9月までの2年間に19.75%から11.25%に利下げして以来最も大幅な金融緩和サイクルとなる。
  

原題:Brazil Slashes Key Rate by Most Since 2009 to Revive Economy (2)
(抜粋)

(中銀の声明やエコノミストのコメントを追加して更新します.)
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