NY外為:ドル急落-米大統領の「強過ぎる」発言で、一時108円台

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12日のニューヨーク外国為替市場では、ドルが急落した。トランプ米大統領がドルについて「強過ぎる」水準になりつつあると発言したことに反応した。

  トランプ氏の発言は米紙ウォールストリート・ジャーナル(WSJ)が報じた。この報道に反応し、ブルームバーグ・ドル・スポット指数は一時0.5%を超える下げとなった。大統領はまた、米金融当局が金利を低水準にとどめておくことが望ましいとの見解も示した。

  ニューヨーク時間午後5時現在、主要10通貨に対するドルの動きを示すブルームバーグ・ドル・スポット指数は前日比0.5%低下。

  ドルは対円では0.5%安の1ドル=109円03銭。一時108円台に下げる場面もあった。対ユーロでは0.6%安の1ユーロ=1.0665ドル。
  
  このほかトランプ大統領はWSJに対して、中国を為替操作国に認定しないと述べたほか、イエレン米連邦準備制度理事会(FRB)議長の再指名にオープンな姿勢を示した。

  今週は、地政学的な緊張の高まりから市場ではリスク回避の動きが出ていたが、ティラーソン米国務長官がこの日、ロシアのラブロフ外相ならびにプーチン大統領と会談したことを受け、リスク資産に改善の動きが見られた。

原題:Dollar Plunges After Trump Says Currency ‘Getting Too Strong’(抜粋)

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