12日のニューヨーク金先物相場は続伸し、5カ月ぶりの高値となった。シリアや北朝鮮をめぐる緊張が高まりつつあるとの懸念を背景に、逃避先としての金の買いが活発化した。金はトランプ氏が大統領に選出されて以来の高値付近となっている。

  マレックス・スペクトロン・グループの貴金属トレーディング責任者、デービッド・ゴベット氏(ロンドン在勤)は、トランプ氏が「またもや影響した」と電子メールで指摘。「こうした全ての不確実性に対するヘッジとして金の保有を続けるが、外交折衝が実を結べば、価格は再び下落することにも十分留意する必要があろう」と述べた。

  ニューヨーク商品取引所(COMEX)の金先物6月限は前日比0.3%高の1オンス=1278.10ドルで終了。一時は1281.80ドルと、中心限月としては昨年11月10日以来の高値をつけた。

  銀先物も上昇。ニューヨーク商業取引所(NYMEX)のプラチナとパラジウムは下落した。

原題:Political Risks Push Gold to Five-Month High on Haven Demand(抜粋)

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