米ユナイテッド航空の離陸前の機内から定員超過を理由に乗客1人が無理やりひきずり降ろされた問題で、持ち株会社ユナイテッド・コンチネンタル・ホールディングスの対応は世界的に高まる批判を鎮めるどころか逆にあおる結果となった。オスカー・ムニョス最高経営責任者(CEO)は再度の謝罪を強いられた。

ムニョスCEO
ムニョスCEO
Photographer: Andrew Harrer/Bloomberg

  ムニョスCEOは10日の最初の声明で、「乗客の振り替えをしなければならなくなったこと」を陳謝。しかし、その後の従業員向けメッセージで、ひきずり降ろされた乗客について「破壊的」で「けんか腰」だったと述べた。

  ニューヨーク大学のスコット・ギャロウェー教授(マーケティング)はブルームバーグテレビジョンとのインタビューで、「私の知る限り、この種の問題で恐らく過去最悪の対応だ。どうすれば火に油を注げるかのお手本のようだ」と指摘した。

  ムニョスCEOは11日の声明であらためて謝罪。今回の出来事を「極めて恐ろしい」とした上で、「このような不当な扱いを決して行うべきではない」と述べた。また乗客対応の手順と方針の社内の見直しを今月末までに終えることを明らかにした。

  11日の米株式市場でユナイテッドの株価終値は1.1%安の70.71ドル。一時4.4%安を付けた。

原題:United CEO Makes Second Apology in Botched Response to Furor (2)(抜粋)

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