サウジアラビアは原油相場の押し上げを目的に、石油輸出国機構(OPEC)の減産合意を今年後半まで延長することを支持する見通しだ。事情に詳しい関係者1人が明らかにした。

  OPECは1月から実施している日量120万バレルの減算をさらに6カ月間延長するか協議するために5月25日にウィーンで会合を開く予定。クウェートなどOPEC加盟の数カ国が既に延長への支持を表明している。

  同関係者によると、サウジは減産延長を支持する見通しだが、最終決定は下していない。協議が非公開であることを理由に匿名を条件に語った。サウジはイラクやイランなど他のOPEC加盟国や、非加盟のロシアなどの態度に応じて延長の是非を判断するという。

  OPECは日量120万バレルの減産を約束し、その大部分をサウジが担っており、これまでのところ合意よりも大幅な減産となっている。ロシアとメキシコ、カザフスタンなどOPEC非加盟国は日量60万バレル近い減産に同意しているが、実施した減産は約束を下回っている。
  

原題:Saudi Arabia Said Likely to Support OPEC Extending Output Cuts(抜粋)

最新の情報は、ブルームバーグ端末にて提供中 LEARN MORE