米国株:小幅安、地政学リスクで売り-FRB議長発言にも注目

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11日の米株式相場は小幅安。地政学リスクの高まりを受けて売りがやや優勢になった。前日のイエレン米連邦準備制度理事会(FRB)議長の発言も注目された。

  議長は10日、金融当局の責務は金融危機で打撃を受けた経済の修復から進展の維持へとシフトしたとの見解を示した。

  S&P500種株価指数は前日比0.1%安の2353.78で終了。ダウ工業株30種平均は6.72ドル安の20651.30ドルで終えた。

  S&P500種は50日移動平均を105営業日連続で上回っており、これは2011年以降で最長。

  同指数のセクター別では11業種のうち7業種が下げた。情報技術(IT)株指数が0.4%安と最も下げた。

  金融株指数は0.3%安で終えた。一時は1.3%下げる場面もあった。

  ホワイトハウスのスパイサー報道官はシリアに対し、民間人へのたる爆弾の使用をやめるよう警告。トランプ大統領がアサド政権への行動基準を拡大する可能性を示唆した。

  ロバート・W・バードの米株式ディレクター、ロス・ヤロー氏は米国株の上昇について、経済と業績の伸びによって正当化されるとの見方を示した。同氏は米国株を「オーバーウエート」にするよう推奨している。
  
原題:U.S. Stocks Slip as Investors Weigh Fed Rate Path, Geopolitics(抜粋)
MARKET WRAP: U.S. Stocks Decline Amid Geopolitical Tension(抜粋)

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