インドでは今年度も自動車販売台数が過去最高となり、4年連続でこれまでの最高を更新しそうだ。インド自動車工業会(SIAM)が見通しを示した。消費者心理は高額紙幣廃止の衝撃から回復しつつある。

  SIAMのスガト・セン副事務局長は11日ニューデリーで、2017年度(17年4月-18年3月)の新車販売台数は最大9%増えるとの見通しを示した。昨年度は前年度比9.2%増の305万台と、6年ぶりの高い伸びだった。

  モディ首相の高額紙幣廃止を受けて国民が現金温存に動き昨年11、12月の自動車販売は落ち込んだものの、需要はその後回復した。銀行各行が新紙幣流通に努めており、消費者心理は改善すると見込まれている。

  世界最大の自動車市場である中国と米国を含む世界的なトレンドと同様に、インドでもスポーツ型多目的車(SUV)の売り上げが急増している。16年度のSUV販売台数は30%増の76万1997台に達した。乗用車は3.9%増の210万台、バンは2.4%増え18万1734台。

  メーカー別では、マルチ・スズキ・インディアが首位の座を堅持。SUV「ビターラ・ブレッツァ」とハッチバック「バレーノ」が好調だった。現代自動車が2位、マヒンドラ・アンド・マヒンドラがこれに続いた。タタ・モーターズはハッチバック「ティアゴ」などを投入したことが奏功し、ホンダに代わり4位に浮上した。

原題:India Auto Sales Seen Extending Record on Consumer Confidence(抜粋)

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