英国:3月のインフレ率2.3%、前月から横ばい-加速に一服

英国では3月にインフレ加速が一服した。復活祭の時期の関係で航空運賃が前年同月を下回り、食料品と衣料品の価格上昇の影響を和らげた。

  英政府統計局(ONS)が11日発表した3月の消費者物価指数 (CPI)は前年同月比2.3%上昇と、2月と同水準にとどまった。とはいえ、1年前の0.5%に比べ、インフレ率の上昇は顕著だ。ここ1年でのインフレ加速は燃料価格上昇と昨年6月の欧州連合(EU)離脱選択以降のポンド安を反映している。

  CPIは前月比では0.4%上昇した。3月の航空運賃は前年同月比で4%値下がり。前年は復活祭が3月中だったため23%の値上がりだった。

  インフレ加速は既に勤労者を圧迫している。英小売協会(BRC)のこの日の発表によれば、1-3月(第1四半期)の小売売上高はここ6年で最大の落ち込みとなった。1-3月期の賃金上昇率は2.1%に鈍化したと見積もられ、家計の状況は悪化する公算だ。

  イングランド銀行(中央銀行)は、インフレ率が年末までに3%近くに達するとみている。中銀目標は2%。

原題:U.K. Inflation Pickup Takes Easter Break as Rate Stays at 2.3%(抜粋)

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