携帯電話向け半導体生産で世界一の米クアルコムは、同社の特許技術を巡り米アップルから提訴された問題で、クアルコムに対する独占禁止法に絡んだ調査を促すためアップルが当局に誤った説明を行ったと主張している。

  クアルコムは10日、同社を1月に訴えたアップルを逆に相手取り、損害賠償などを求めて提訴した。クアルコムはアップルが契約に違反しており、クアルコムとの契約について事実を曲げて伝えているなどと主張した。クアルコムの半導体を使っているかどうかにかかわらず、携帯メーカーにクアルコムが特許技術のライセンス料をどの程度課すことができるかを巡り、同社とアップルは対立している。

  韓国の独禁法当局は昨年12月、独禁法違反を理由にクアルコムに制裁金の支払いを命じた。米連邦取引委員会(FTC)はクアルコムを相手取った訴訟で、同社が携帯電話機向け半導体市場を不正に独占し、顧客から高い特許使用料を徴収しているなどと主張している。アップルの広報担当ジョシュ・ローゼンストック氏はコメントを控えた。この問題に関するアップルの立場は同社による訴訟が説明しているとしている。

原題:Qualcomm Claims Apple Made Threats and Lied to Regulators (2)(抜粋)

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