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トランプ大統領、環境問題巡り他のG7諸国と対立か-来月首脳会議で

5月26、27両日にイタリア・シチリア島のタオルミナで開催される主要7カ国(G7)首脳会議では、トランプ米大統領の気候変動問題に対する強硬姿勢を巡り、同氏と他のG7諸国首脳との亀裂は拡大する見通しだ。

  G7のエネルギー相は10日のローマでの会合後、米国が地球温暖化対策の新枠組み「パリ協定」を支持するとの文言に賛成する用意が整っていないとして、共同声明の発表を見送るという異例の事態となった。

  トランプ氏は大統領選挙中、2015年に190カ国余りが合意したパリ協定からの脱退を約束していた。今回のG7エネルギー相会合の動きを受けて、トランプ政権にはこの公約を実行するかどうか決定する時間が与えられる形となった。また、今回の動きは他のG7諸国が気候変動をG7の議題から外す意向がないことも示しており、トランプ氏が初めて出席することになる来月のG7首脳会議で対立が生じる可能性がある。

  トランプ大統領が地球温暖化が「でっち上げ」だと主張し、環境規制を緩和する包括的な大統領令を出しているのに対し、世界各国の首脳はこれまでおおむね沈黙を保ってきた。トランプ氏はパリ協定から米国を脱退させるかどうか、来月決定する方針だ。

原題:Trump Faces Showdown With G-7 Over Climate Stance Next Month(抜粋)

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