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香港H株指数、約1カ月ぶり安値-規制強化懸念と地政学的リスクで

更新日時
  • 北朝鮮情勢巡り懸念広がる-ハンセン指数も下落
  • 上海総合指数は午後に上昇に転じる

11日の香港株式市場で、中国本土銘柄で構成するハンセン中国企業株(H株)指数が下落。約1カ月ぶりの安値となった。中国政府が金融市場の監視を強化する可能性があるとの懸念に加え、地政学的リスクがくすぶっていることが背景。

  H株指数は前日比0.9%安の10165.98で終了。中国銀河証券(6881 HK)の下げが目立ったほか、中国人寿保険(2628 HK)は2月6日以来の安値。

  ハンセン指数は0.7%安の24088.46で引けた。本土市場の上海総合指数は午後に反発し、0.6%高で終了した。

  中国保険監督管理委員会(保監会)の項俊波主席が重大な規律違反の疑いで調査を受けていると、中国共産党中央規律検査委員会が9日にウェブサイトに掲載した声明で公表。これで監督当局が保険会社による株式保有を減らす新たな手法を検討しているとの懸念が強まった。

  トランプ米大統領がシリア攻撃を命じたことや、朝鮮半島に近い海域に米軍の空母などが派遣される情勢が注視されている。

  光銀国際投資の調査責任者、林樵基(バニー・ラム)氏は「中国が金融市場への規制を強化する恐れがあると市場で非常に懸念されている」と説明。「項主席の身柄が拘束されたことを受け、保険会社の株式市場への投資がさらに規制されるかもしれないとの懸念も広がっている」とも話した。北朝鮮を巡る状況がセンチメントを悪化させているとの分析も示した。

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原題:China H Shares Slide to One-Month Low Amid Regulation Worries(抜粋)

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