ゴールドマン、米CMBS指数今からショートでも投資妙味あり

米商業用不動産ローン担保証券(CMBS)をショート(売り持ち)にする取引は既に今年かなり進んだが、今からでも遅くはないと、ゴールドマン・サックス・グループのアナリストらが指摘した。

  同社のマーティー・ヤング氏率いるアナリストらは7日付リポートで、CMBS指数の一つであるCMBX6のトランシェをショートとしている投資家は多いが、同指数の1年後に設定されたCMBX7の「BBBー」格付けトランシェを今からショートにしても妙味があるとの見方を示した。小売業者がオンラインストアに客を奪われる中、CMBX6には劣るものの、CMBX7のショッピングモールへのエクスポージャーは依然として大きいという。

  CMBX7の同トランシェはさらに、CMBX6のそれよりも価格が高いため、値下がり余地が大きい上に、構成するローンもリスクが比較的高いものを含んでいる。また、CMBX7は裏付けとなるCMBSの発行が2013年と、CMBX6の12年より1年遅いため、構成ローンが不良債権化するまでの期間にも約1年の余裕がある。

  「全て考え合わせると、現行のスプレッド水準では、CMBX7のBBB-トランシェの方がCMBX6のBBB-部分よりもショートにするチャンスが優れていると考える」と同アナリストらは記述した。

原題:Goldman Says This Is the Commercial Mortgage Index to Short (1)(抜粋)

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