10日の米国債は上昇。イエレン米連邦準備制度理事会(FRB)議長が米国経済について言及した後もリスク回避の動きが続いた。

  ニューヨーク時間午後5時現在、10年債利回りは2ベーシスポイント(bp、1bp=0.01%)下げて2.37%。7日は米雇用統計を手掛かりに利回りは一時、年初来で初めて2.3%を下回った。

  債券市場のインフレ期待指標である10年物ブレークイーブンレートは1.93ポイントに低下。終値ベースでは昨年12月半ば以来の低水準だった。CBOTボラティリティー指数は年初来の最高で終えた。

  イエレンFRB議長はミシガン大学でのイベントで講演し、米国の生産性の伸びは非常に低いと指摘。経済の潜在成長率は現在、恐らくは2%若干下回っていると述べた。さらに実質国内総生産(GDP)の低迷は雇用の伸びの高さを考慮すれば驚きだと話した。

  米財務省が実施した3年債入札では、最高落札利回りが1.525%となった。応札倍率は2.62倍と、2009年7月以来で最低だった。

原題:Treasuries Hold Gains on Risk-Off Sentiment After Yellen Speaks(抜粋)

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