フランス大統領選挙をめぐり新たなリスクが意識され、10日の市場でフランスの国債と株は下落。ユーロのボラティリティーが上昇した。

  大統領選をめぐる最新の世論調査で、極左のジャンリュック・メランション候補の支持率が高まり、23日実施の第1回投票の闘いは四つどもえの様相を呈し始めた。決選投票が共産党系のメランション氏と反ユーロを掲げるルペン国民戦線(FN)党首の対決となる可能性すらわずかながら浮上した。

  「メランション氏という新たな選挙リスクはフランス国債の助けにならない」と、ABNアムロ・グループのストラテジスト、キム・リウ氏が述べた。

  フランスとドイツの10年債利回り格差は72ベーシスポイント(bp)に拡大。2週間物のユーロの対ドルボラティリティー(予想変動率)は一時、3カ月余りで最高の10.60%を付けた。フランス株の指標のCAC40指数も下落。

  ドイツ10年債利回りは0.9bp低下の0.22%。フランス10年債は4.5bp上昇の0.94%。

原題:French Election Risk Reawakens as Bonds Drop, Volatility Jumps(抜粋)
OATs Wider, Bunds Remain Range-Bound; End-of-Day Curves, Spreads

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