世界最大の鉱山会社、オーストラリア・英系のBHPビリトンは、ヘッジファンドの米エリオット・マネジメントから企業構造を抜本的に見直すよう提案を受けている。

  エリオットが10日発表した報道資料によれば、同社はBHPに対しシドニーとロンドンで上場している事業体を1つに統合し、豪州を本部とする企業にするべきだと提案した。ニューヨークに本社を置くエリオットはまた、BHPに米国の石油事業を分離するよう促している。同事業の価値をエリオットは約220億ドル(約2兆4500億円)と見込む。

  BHP全体の時価総額は約960億ドル。エリオットは自社株買い戻しを通じた資本還元を行えば、株主価値が高まるとも主張。エリオットはロンドン上場のBHP株を約4.1%保有し、豪上場株の0.4%を取得する権利を保有していると説明した。

  BHPの広報担当者(メルボルン在勤)はコメントを控えた。10日のシドニー市場で、BHPの株価は前週末比4.6%高の25.73豪ドルで引けた。

原題:BHP Urged by Elliott to Unify Structure, Separate Petroleum (1)(抜粋)

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