「栄光のル・マン」再び-マックイーンのポルシェが電気自動車で復活

  • オーストリアのクライゼル・エレクトリックが手掛ける
  • 約1億1800万円で限定販売へ-生産開始は来年

故スティーブ・マックイーン主演の映画「栄光のル・マン」に登場したポルシェと同じモデルが、電気自動車(EV)となって蘇る。

  オーストリアのクライゼル・エレクトリックは6日、「EVEX910e」を100万ユーロ(約1億1800万円)で限定販売する計画を発表した。時速350キロメートルで走行できるこの車は、アクセルを踏み込めば2.5秒で時速100キロに達する。1971年の映画で使われたオリジナルのモデルはガソリン車だった。

クライゼルの「EVEX910e」

クライゼルの「EVEX910e」

  同社はクライゼル家の3人兄弟で運営。マネジングディレクターのマルクス・クライゼル氏は同社として初めて市場に売り出すEVであり、「公道での走行が可能」だと説明した。

  クライゼルの広報担当マルティン・レットナー氏によれば、オリジナルの「ポルシェ910」も生産台数が少なかったことから、EV版も「極めて限られた生産台数」になる。生産開始は来年だという。

  クライゼルがハリウッドで活躍した車を改良したのはこれが初めてではない。これまでにも米カリフォルニア州知事を務めたオーストリア生まれの俳優アーノルド・シュワルツェネッガー氏のオフロードカー、「メルセデスG350」をEVに改造している。

クライゼル3兄弟

Source: Kreisel Electric GmbH

原題:Steve McQueen’s Le Mans Porsche Electrified for $1.1 Million (2)(抜粋)

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