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バークレイズCEO、当局調査と賞与カットに直面-内部告発問題

更新日時
  • ステーリーCEOが内部告発者の特定を図った可能性を当局が調査
  • 内部告発者の調査について行員が懸念を同行に伝える

英銀バークレイズの取締役会は、2016年に内部告発者を特定しようとしたジェス・ステーリー最高経営責任者(CEO)を𠮟責(しっせき)し、同CEOの変動報酬を「著しく」調整する。

  バークレイズは10日の発表文で、英金融行動監視機構(FCA)がステーリーCEOの行動およびバークレイズの責任と内部告発に関する同行の制度と管理、企業文化に関して調査を開始したことを明らかにした。同CEOは自身の過ちを認め取締役会に謝罪した。

  上級幹部に関連した個人的問題について同行に知らせた内部告発者の身元をステーリーCEOが特定しようとしたという。法律事務所シモンズ・アンド・シモンズが実施した調査の結果、ステーリーCEOが内部告発の書簡執筆者を特定することが許容されるという「誤った認識を心底から信じていた」ことが分かったとバークレイズは説明した。この問題について先にブルームバーグに述べていた関係者によれば、米ニューヨーク州の金融サービス局も詳しい調べを進めている。

  ステーリーCEOは発表文で、「取締役会に対して謝罪し、この問題に関する私個人の行動が私の誤りだったと認めた」とした上で、FCAおよび健全性監督機構(PRA)の調査に全面的に協力すると表明した。
 
  同CEOが内部告発者の特定に動いていることについて行員が今年に入り取締役会に懸念を伝え、取締役会が当局に通知した。

  ジョン・マクファーレン会長は、以前に不公正と思われる攻撃を受けたことのある同僚を守ろうとしたというステーリーCEOの説明と謝罪を受け入れたと発表文でコメントした。

原題:Barclays Board to Reprimand CEO Staley Over Whistleblower Action(抜粋)
Barclays’s Staley Faces Probe, Bonus Cut Over Whistleblower (1)

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