鉄鉱石価格は弱気相場入りしたことでさらに下落する可能性があるとの見方が出ている。バークレイズは、中国の鉄鋼需要後退で低品位鉱石への移行が進み、鉄鉱石価格は50ドル台に下落するとみており、こうした見方が裏付けられつつある。

  メタル・ブレティンによると、青島の鉄鉱石(鉄分62%)の価格は7日、前日比6.8%安の1ドライトン=75.45ドル。鉄鉱石価格は3週連続で下落し、年初来の上昇分を打ち消しており、2月21日に付けた高値から20%余り下落している。直近の高値から20%以上下落すると弱気相場入りしたとされる。

  バークレイズ のアナリスト、デーン・デービス氏はブルームバーグに対し電子メールで、「価格の軟調さは、末端実需業者の鉄鋼需要の低迷によるものだった」と指摘。「その際に、鉄鋼生産会社は潤沢だった低品位の鉄鉱石に移行した」と述べた。同氏は向こう数カ月間の価格見通しについて弱気姿勢を取っている。

原題:Iron Ore Slumps Into Bear Market as Barclays Sees Further Losses(抜粋)

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