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●日本株反発、米景気堅調と安値反動-米軍シリア空爆で原油関連に買い

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  東京株式相場は反発。米国雇用関連統計の堅調に加え、前日に年初来安値を付けた反動から見直し買いが入った。米軍によるシリア空爆を材料に国際原油市況が急伸し、鉱業や石油株が大幅高。決算評価のセブン&アイ・ホールディングスなど小売株の上げも目立った。

  TOPIXの終値は前日比9.59ポイント(0.6%)高の1489.77、日経平均株価は67円57銭(0.4%)高の1万8664円63銭。

  しんきんアセットマネジメント投信の鈴木和仁シニアストラテジストは「米軍によるシリア攻撃は1度限りとの見方が広がり、過度な警戒は一服した。新規失業保険申請件数が予想以上に良い内容など米国のファンダメンタルズは堅調。世界景気、日米の企業業績も良く、目線は上向き」と話した。

  東証1部33業種は鉱業、石油・石炭製品、小売、その他金融、不動産、繊維、海運、パルプ・紙など31業種が上昇。空運とその他製品の2業種は下落。鉱業や石油は、米軍のシリア空爆を受け、アジア時間7日のニューヨーク原油先物が急伸したことが材料視された。

  売買代金上位では、好決算と米コンビニ事業の買収が評価された7&iHD、ゴールドマン・サックス証券が中国成長の可能性を再確認できたと業績予想を上げたニトリホールディングスが高い。通販大手のアマゾン・ドット・コムの当日配送サービスの受託から撤退する方針と報じられたヤマトホールディングスのほか、国際石油開発や楽天も買われた。半面、マッコーリー証券が投資判断を下げたSCREENホールディングスは売られ、任天堂や村田製作所も安い。

  • 東証1部の売買高は24億145万株と昨年12月12日以来、売買代金は2兆7655億円と先物の特別清算指数(SQ)算出日だった3月10日以来の多さ
  • 値上がり銘柄数は1475、値下がりは430

●長期金利が1カ月ぶり低水準、米シリア攻撃でリスク回避-日銀オペも

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  債券相場は上昇。長期金利は約1カ月ぶりの低水準を付けた。米国のシリアへのミサイル発射を受けてリスク回避の動きが高まり、米長期金利がアジア時間で低下し、国内債市場でも買いが優勢となった。 

  現物債市場で長期金利の指標となる新発10年物国債の346回債利回りは、日本相互証券が公表した前日午後3時時点の参照値より0.5ベーシスポイント(bp)高い0.06%で開始。米軍のシリア攻撃の報道を受けて水準を切り下げ、0.05%と2月28日以来の低水準を付けた。新発2年物375回債利回りは一時1.5bp低いマイナス0.225%、新発5年物131回債利回りは1bp低いマイナス0.15%まで買われた。超長期ゾーンもしっかり。新発20年物160回債利回りは1bp低い0.615%まで下げた。

  岡三証券の鈴木誠債券シニアストラテジストは「シリアや北朝鮮の問題の影響は分かりづらいが、地政学的リスクが終息するには時間がかかりそうだ。安全資産需要としての国債買いはしっかりする。フランス大統領選挙も控えており、先行きの不透明感が非常に強い状況だ」と話した。

  長期国債先物市場で中心限月6月物は前日比3銭高の150円45銭で取引を開始。その後は水準を切り上げ、18銭高の150円60銭と約1カ月ぶりの高値で引けた。

●円全面高、米国のシリア空爆でリスク回避-米中首脳会談を注視

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  東京外国為替市場では円が全面高。米国によるシリア空爆を受け、リスク回避の動きが強まった。

  ブルームバーグ・データによると、円は主要16通貨全てに対して上昇。ただ、条件反射的な買いが一巡した後は、日本株の持ち直しや米長期金利の下げ渋りに伴い、上昇幅を削る展開となった。ドル・円は1ドル=111円ちょうど付近から一時110円13銭と3月27日以来の水準まで円高が進行した。午後4時19分現在は110円53銭前後となっている。

  大和証券投資戦略部の石月幸雄シニア為替ストラテジストは、ドル・円の急落や米長期金利の2.3%割れについて、「動いているのはアルゴだけ。いったんこの辺りで止まっても良いと思うが、動きが激し過ぎる」と指摘。これで米連邦準備制度理事会(FRB)の政策が変わるわけでもないとし、「全面的な戦争というのは考えづらく、単に限定的な警告を発したということだろう」と話した。

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