7日の米国株はほぼ変わらず。米国によるシリア攻撃で金融市場が混乱したほか、3月の米雇用統計で雇用者の伸びが減速したことから、朝方は下げていた。

  S&P500種株価指数は0.1%安の2355.54。ダウ工業株30種平均は6.85ドル(0.1%未満)下げて20656.10 ドルだった。

  S&P500種株価指数の業種別11指数のうち生活必需品が0.3%上昇。エネルギーは0.4%下落した。この日の米10年債利回りは4ベーシスポイント(bp、1bp=0.01%)上昇した。金融は0.3%安、一時は0.9%安まで下げた。

  ドイツ銀行のストラテジスト、ジム・リード氏(ロンドン在勤)は「シリア攻撃を受けて市場はリスクオフの展開となった。しかしその後は戻している」と述べ、米中首脳会談については「トランプ政権が前日取った行動、さらにトランプ大統領が先週末に必要ならば米国単独でも北朝鮮に対して行動すると発言したことを考えると、北朝鮮を巡る話し合いは興味深いものになりそうだ」と続けた。

  ロシアのプーチン大統領は7日、米国によるシリア空爆を非難し、「主権国家に対する侵略だ」と断じた。ロシアはシリア上空での偶発的衝突を回避するための米国との合意を停止した。

  労働省が7日発表した3月の非農業部門雇用者数(事業所調査、季節調整済み)は前月比9万8000人増。ブルームバーグがまとめたエコノミスト予想の中央値は18万人増だった。前月は21万9000人増(速報値23万5000人増)に下方修正された。 一方、家計調査に基づく3月の失業率は4.5%と、前月の4.7%から低下し、2007年5月以来の低水準だった。

原題:MARKET WRAP: U.S. Stocks End Little Changed After Syria Strike(抜粋)

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