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韓国サムスン電子:1-3月期の営業利益と売上高は予想上回る

更新日時
  • 四半期営業利益は2013年以来の高水準
  • ノート7の発火問題や李在鎔副会長の起訴にもかかわらず業績好調

韓国サムスン電子の1-3月(第1四半期)決算では、営業利益が予想を上回った。メモリーチップやディスプレーの販売好調が寄与した。スマートフォンで米アップルにリードを許した後も中核事業が引き続き安定していることが示された。

  7日発表した暫定集計によると、営業利益は48%増の9兆9000億ウォン(約9700億円)と、約4年ぶりの高水準。ブルームバーグが集計したアナリスト予想平均は9兆1800億ウォンだった。

  サムスンの最新スマホ「ギャラクシーS8」の発売は第1四半期終了後だったため、今回の決算には反映されていない。メモリーチップや有機発光ダイオード(OLED)スクリーンの需要増加を背景に、売上高は50兆ウォンに増加し、市場予想の49兆5000億ウォンを上回った。同社は昨年発売した「ノート7」の発火事故を受けて危機的状況に陥ったが、今回の決算で立ち直りつつあることが裏付けられた。今年2月には事実上のトップ、李在鎔副会長が贈賄や横領などの罪で起訴され、勾留されている。

  大信証券のソウル在勤アナリスト、クレア・キム氏は「半導体が9兆9000億ウォンのうち約6兆ウォンを占めただろう。4-6月(第2四半期)は需要期の入り口であるため業績は改善するはずだ」と述べた。

  サムスンの株価は年初来で16%上昇し、最高値付近で推移している。IBKセキュリティーズ(ソウル)のアナリスト、イ・スンウ氏はリポートで「ノート7の大規模リコールや勾留中の李在鎔副会長への捜査といった前代未聞の問題にもかかわらず、業績は好調が続いている」と指摘した。

  サムスンは月内に最終的な決算発表を行う予定で、それまでは純利益と部門別利益を公表しい。

Rising Over One Scandal After Another

原題:Samsung Withstands Scandals to Report Higher Profit, Revenue (1)(抜粋)

(アナリストのコメントなどを追加して更新します.)
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