コンテンツにスキップする

NY外為:ドル小幅高、雇用統計への期待で-米中会談控え様子見

更新日時

6日のニューヨーク外国為替市場ではドルが小幅高。主要10通貨の大半に対して上げた。6日の米中首脳会談や7日の米雇用統計を控え、様子見気分が強かった。

  トランプ大統領と習近平国家主席の会談を前に一部参加者が様子見に回り、商いは薄く、値動きも限定的だった。首脳会談では貿易や為替、北朝鮮問題をめぐる意見の相違が鮮明になる可能性がある。ADPリサーチ・インスティテュートが前日に発表した3月の米民間部門の雇用者数が予想を上回ったため、7日の雇用統計が上振れするリスクが意識され、この日のドルは小じっかりとなった。

  ニューヨーク時間午後5時現在、ドルは対円で前日比0.1%高の1ドル=110円81銭。対ユーロでは0.2%高の1ユーロ=1.0644ドル。主要10通貨に対するドルの動きを示すブルームバーグ・ドル・スポット指数は0.2%上昇。

More Upside Risks to NFP?

  ADP統計が発表された5日以降、非農業部門雇用者数のエコノミスト予想中央値(ブルームバーグまとめ)は17万5000人増から18万人増に上方修正されている。

  欧州中央銀行(ECB)のコンスタンシオ副総裁が3月のコアインフレ低下を「やや残念に思う」と述べたことを受け、対ドルでのユーロ売りが出た。

  ドルは対円で111円を上回る場面があった。5日に公表された連邦公開市場委員会(FOMC)議事録の影響でリスク回避の動きが広がり、アジア・欧州の取り引き時間帯では円が買われていた。議事録によると、一部のメンバーが株のバリュエーションについて懸念を表明した。

  アジアのトレーダーによると、ドルは110円を下回る水準では大口の買いが入る可能性が高い。一方、111円50銭の手前では売りが控えているという。

原題:Dollar Climbs as Traders Await Trump-Xi Meeting, Jobs Report(抜粋)

(第4段落以降を追加し、更新します.)
    最新の情報は、ブルームバーグ端末にて提供中 LEARN MORE