コンテンツにスキップする

4月6日の海外株式・債券・為替・商品市場

更新日時

欧米市場の株式、債券、為替、商品相場は 次の通り。

◎NY外為:ドル小幅高、雇用統計への期待で-米中会談控え様子見

  6日のニューヨーク外国為替市場ではドルが小幅高。主要10通貨の大半に対して上げた。6日の米中首脳会談や7日の米雇用統計を控え、様子見気分が強かった。

  トランプ大統領と習近平国家主席の会談を前に一部参加者が様子見に回り、商いは薄く、値動きも限定的だった。首脳会談では貿易や為替、北朝鮮問題をめぐる意見の相違が鮮明になる可能性がある。ADPリサーチ・インスティテュートが前日に発表した3月の米民間部門の雇用者数が予想を上回ったため、7日の雇用統計が上振れするリスクが意識され、この日のドルは小じっかりとなった。

  ニューヨーク時間午後5時現在、ドルは対円で前日比0.1%高の1ドル=110円81銭。対ユーロでは0.2%高の1ユーロ=1.0644ドル。主要10通貨に対するドルの動きを示すブルームバーグ・ドル・スポット指数は0.2%上昇。

  ADP統計が発表された5日以降、非農業部門雇用者数のエコノミスト予想中央値(ブルームバーグまとめ)は17万5000人増から18万人増に上方修正されている。

  欧州中央銀行(ECB)のコンスタンシオ副総裁が3月のコアインフレ低下を「やや残念に思う」と述べたことを受け、対ドルでのユーロ売りが出た。

  ドルは対円で111円を上回る場面があった。5日に公表された連邦公開市場委員会(FOMC)議事録の影響でリスク回避の動きが広がり、アジア・欧州の取り引き時間帯では円が買われていた。議事録によると、一部のメンバーが株のバリュエーションについて懸念を表明した。

  アジアのトレーダーによると、ドルは110円を下回る水準では大口の買いが入る可能性が高い。一方、111円50銭の手前では売りが控えているという。
原題:Dollar Climbs as Traders Await Trump-Xi Meeting, Jobs Report(抜粋)

◎米国株:上昇、失業保険統計を好感-医療・税制改革の行方に注目

  6日の米国株は上昇。朝方発表された米週間新規失業保険申請件数が予想以上に減少したことが手掛かりとなった。投資家はトランプ政権のヘルスケア法案および税制改革の行方に注目している。

  S&P500種株価指数は前日比0.2%高の2357.49。ダウ工業株30種平均は14.80 ドル(0.1%)高の20662.95ドル。

  S&P500種業種別11指数のうちエネルギーは0.8%上昇した。ニューヨーク原油先物市場のウェスト・テキサス・インターミディエート(WTI)先物は過去8営業日のうち7日目の上昇。金融はここ1週間で初めて値上がりした。

  公益事業と電気通信サービスは下落。米10年債はほぼ変わらず。

  シカゴ・オプション取引所(CBOE)のボラティリティ指数(VIX)は12.4に低下。同指数はこれで101日間、15を上回っていない。ブルームバーグのデータによると、これは2007年以降で最長となる。

  トランプ大統領と習近平国家主席はこの日、トランプ氏がフロリダ州に所有する会員制高級リゾート「マールアラーゴ」で初めて会談する。

  ホワイトハウスのコーン米国家経済会議(NEC)委員長は5日、米議員らとの私的な会合で、消費者向け金融業務と投資銀行を分離する政策への支持を表明した。実現すればウォール街の主要銀行の抜本的改革につながる可能性がある。

  労働省が6日発表したところによると、1日終了週の新規失業保険申請件数は前週比で2万5000件減少して23万4000件。ブルームバーグがまとめたエコノミスト予想は25万件だった。
原題:U.S. Equities Gain With VIX Streak Below 15 Longest Since 2007(抜粋)

◎米国債:イールドカーブが1週間ぶりにフラット化-雇用統計控え

  6日の米国債相場はほぼ変わらず。イールドカーブ(利回り曲線)は6営業日ぶりにフラット化した。市場は前日公表された米連邦公開市場委員会(FOMC)3月会合の議事録を消化しつつ、7日に発表される3月の雇用統計を待っている状況だ。このほか、米中首脳会談を控えて慎重な見方も広がっている。

  ブルームバーグ・ボンド・トレーダーによれば、ニューヨーク時間午後5時現在、10年債利回りは前日比ほぼ変わらずの2.34%。5年債と30年債の利回り差はここ1カ月余りでの最大から縮小した。

  FOMC議事録によれば、大部分の当局者はバランスシートの縮小開始につながる政策変更の年内実施を支持した。またブルームバーグによるエコノミスト調査の中央値では、3月の雇用者数は18万人増が見込まれている。

  商品先物取引委員会(CFTC)のデータによると、投機筋の米10年債のネットショート(売り越し)は過去4週間、縮小している。

  BMOキャピタル・マーケッツのストラテジストらは6日朝のリポートで、そうしたネットショート縮小の動きについて「相場が上昇しても短期的なものに終わる可能性がある」ことを意味していると指摘。「相場を一段と押し上げるショートカバーの切迫性がなくなるためだ」と説明した。

  朝方発表された1日終了週の新規失業保険申請件数は、前週比で2万5000件減少して23万4000件。ブルームバーグがまとめたエコノミスト予想は25万件だった。
原題:Treasuries Curve Flattens for First Time in a Week Ahead of Jobs(抜粋)
原題:Stocks Edge Up, Bonds Pare Drop as Caution Rises: Markets Wrap(抜粋) 

◎NY金:反発、米中首脳会談を控え-結果がもたらす影響を警戒

  6日のニューヨーク金先物相場は米中首脳会談を前に反発。トランプ米大統領は同会談について、厳しいものになるとの見方を示している。

  ニューヨーク商品取引所(COMEX)の金先物6月限は前日比0.4%高の1オンス=1253.30ドルで終了。

  通貨戦争になる可能性がある」-RJOフューチャーズ(シカゴ)のシニア・マーケット・ストラテジスト、ボブ・ヘイバーコーン氏。「投資家は警戒している」。

  銀先物は上昇。ニューヨーク商業取引所(NYMEX)のパラジウムとプラチナは下落。
原題:Gold Rises on Concern Over Potential Fallout From Trump-Xi Meet(抜粋)

◎NY原油:続伸、米在庫増も減産延長への期待感強く

  6日のニューヨーク原油先物市場ではウェスト・テキサス・インターミディエート(WTI)先物が続伸し、1カ月ぶり高値をつけた。米エネルギー情報局(EIA)が発表した先週の国内原油在庫が過去最高に達したものの、石油輸出国機構(OPEC)主導の減産への取り組みを手掛かりに買いが勝った。

  トラディション・エナジー(コネティカット州スタンフォード)のシニアアナリスト、ジーン・マクギリアン氏は電話インタビューで、「相場の強さは、減産延長の合意があるとの期待に基づいている。米国在庫の増加で相場の上昇勢いが一部そがれた」と話した。

  ニューヨーク商業取引所(NYMEX)のWTI先物5月限は前日比55セント(1.08%)高い1バレル=51.70ドルで終了。終値としては3月7日以来の高水準だった。ロンドンICEの北海ブレント6月限は53セント(1%)高い54.89ドルで取引を終えた。
原題:Oil Rises to 1-Month High as OPEC Cuts Weighed Against U.S. Glut(抜粋)

◎欧州株:3日続伸、一時の下げを解消-石油・天然ガス株に買い

  6日の欧州株式相場は3営業日続伸。米連邦準備制度理事会(FRB)が前日公表した連邦公開市場委員会(FOMC)議事録では、当局者がバランスシート縮小を年内に開始する可能性を示したことが懸念されたものの、石油・天然ガス株が買われ全体を押し上げた。

  指標のストックス欧州600指数は前日比0.2%高の380.77で引けた。一時は0.8%安となった。不動産株指数は昨年10月以来の高水準に達したほか、原油高を手掛かりに石油・ガス株も高い。米当局のバランスシート縮小で利上げの必要性が後退するとの懸念が和らいだことを背景に、銀行株指数は1.3%安から上昇に転じ、0.3%高で終了。

  個別銘柄では英蘭系日用日メーカーのユニリーバが1%上昇。米クラフト・ハインツによる買収提案を拒否した後、ユニリーバは株価押し上げを狙い、自社株購入と増配のほか、スプレッド部門を売却する計画を明らかにした。
原題:European Stocks Edge Higher as Investors Shrug Off Fed Concern(抜粋)

◎欧州債:中核国債、ほぼ変わらず-ドラギ総裁発言で一時上げる

  6日の欧州債市場では中核国債がほぼ変わらず。ECBのドラギ総裁がフォワードガイダンスを変更する理由がないと述べたことを受けて一時上昇したが、スペインとフランスの国債発行が長期債への重しとなった。

  スペイン国債は入札に向けて軟調に推移し、長期債の売りが膨らんだ。フランス国債へは15年債入札後に国内の実需筋からの買いが継続したと、トレーダーの1人が指摘。中核国債のパフォーマンスを約2bp上回った。フランス国債とドイツ国債のスプレッドには強い季節要因が働いており、4月は大規模な償還を背景に一貫して引き締まっている。

原題:EGBs Close Steady, OATs Outperform; End-of-Day Curves, Spreads(抜粋)

(NY外為と米国株を更新します.)
    最新の情報は、ブルームバーグ端末にて提供中 LEARN MORE