米スプリント:一部プラン値上げ、低価格から無制限データに戦略転換

携帯電話業界でしばしば値下げ競争を引き起こしてきた米スプリントがここにきて、一部プランの値上げに踏み切る。

  同社は7日から新たな無制限データ利用プランを適用する。新プランによると、同プランの利用料は1回線だと月額50ドル(約5540円)、2回線で同80ドル、3回線が同100ドル、4回線だと120ドルとなる。従来プランでは2回線で月額90ドルだったほか、3回線を無料で追加することができた。

  スプリントのタレク・ロビアッティ最高財務責任者(CFO) は以前、同社の価格体制は維持することが不可能だと述べていた。スプリントは料金プラン50%割引を提供し、携帯電話業界の低価格競争をけん引してきたが、今は若干割高に設定された無制限データ利用プランなどを提供している。

  スプリントの価格担当シニアバイスプレジデント、アラン・サムソン氏は「50%割引は顧客の関心を引くのが目的だった」と述べ、「痛手を被る価格帯ではなかったが、今の無制限プラン市場では的を射ていないと感じ始めた」と続けた。

原題:Sprint Shifts Strategy to Unlimited Data, Raises Some Prices(抜粋)

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