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ドイツ銀、ジャンク債で王座死守-アイカーン氏ら富裕層が支持

  • 西欧のジャンク債ランキングで今年1-3月(第1四半期)の1位に
  • 約23億ユーロ手掛ける-ゴールドマンの17億ユーロを上回った

さまざまな分野で市場シェアを落としているドイツ銀行だが、欧州でのジャンク債業務では王座を死守した。

  ドイツ銀は2016年初め以降、西欧で高リスク・高利回り債93億ユーロ(約1兆1000億円)相当をカール・アイカーン氏ら富裕層顧客のために販売した。ブルームバーグのデータによれば、顧客はほかにマニュエル・レオ・ヘルナンデス氏やモハメド・アムディ氏、ポール・クールソン氏、パトリック・ドラヒ氏ら。これらの案件により欧州大陸でのジャンク債販売で1位の座を維持した。

  欧州でのジャンク債発行は昨年減少したが、ドイツ銀はこの分野でリスクを取ることを選んだようだ。昨年までクレディ・アグリコルの債券資本市場世界責任者を務めたティム・ホール氏は「ドイツ銀は何らかの決断をしなければならなかった。そして、高利回り債を主力となる商品として選んだ」と話した。

  ブルームバーグのデータによると、アイカーン氏は先月下旬のフェデラルモガル・ホールディングスの7億1500万ユーロ起債でドイツ銀を単独で起用した。

  この案件でドイツ銀は米ゴールドマン・サックス・グループを抜き、西欧のジャンク債ランキングで今年1-3月(第1四半期)の1位に浮上した。今年に入ってこの分野の24案件、約23億ユーロ相当を手掛けており、ゴールドマンの17億ユーロを上回る。

原題:Deutsche Bank Clings on to Billionaires to Maintain a Rare Lead(抜粋)

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