超クールなNY「隠れ家」のバーテンダー、ホームバーでは日本びいき

  • 著名バーテンダー、ベル氏は日本のウイスキーがお気に入り
  • ほとんどのグラスを日本から取り寄せ

著名バーテンダー、ジェフ・ベル氏の職場を訪ねるためには、ニューヨーク・マンハッタンのセントマークスプレースにあるホットドッグ屋の電話ボックスを抜けて、バー「PDT」に入らなければならない。5月に開店10周年を迎える、この世界的に有名な「隠れ家」的バーの総支配人を務めるのがベル氏だ。

ジェフ・ベル氏の自宅ホームバー

Photographs by Liz Clayman/Bloomberg

  ベル氏は勤務を終えると、自宅のホームバーを紹介してくれた。このホームバーはきちっとした雰囲気とぜいたくさの絶妙なバランスが素晴らしい。PDTから自転車で5分の集合住宅にベル氏は婚約者と1歳4カ月の娘と一緒に住んでいる。「ぼくたちは家ではあまり飲まないが、飲むとなれば凝りたいんだ」。

著名バーテンダーのベル氏

Photographs by Liz Clayman/Bloomberg

  大学卒業後入社した生命保険会社からバーテンダーに転職したベル氏は、自宅のリカーキャビネットを数年前にブルックリンのフリーマーケットで400ドルで購入した。そろえているアルコール類は「普通の取り合わせだ。主としてウイスキーで、少しのリキュールと、テキーラ、メスカル酒、それにジントニック用のジンだ」という。

  ベル氏は娘のデリアさんが誕生して半年余りたつまでの約1年間、アルコールを断っていたが、再び飲み始める前に、外のバーで週2回飲む代わりに、家で月に1回至高のシャンパン「クリュッグ」を飲むと決めたという。「家で前回飲んだ時、私は『白州 18年』を選んだ」。マンハッタンのヌードルバー「モモフク」の料理本を参考に、肉料理を楽しんだという。

白州18年

Photographs by Liz Clayman/Bloomberg

  またワイングラスを除いて全てのグラスは日本から取り寄せた。「このようなグラス類は米国では買えない。これらのグラスは一晩で30人の客しか来ない東京の高級カクテルバーで使われている。ここよりも料金がはるかに高いため、東京のバーは採算が取れている」。グラスを購入した店は東京の「創吉」だという。

グラスはワイン用を除いて全て日本製

Photographs by Liz Clayman/Bloomberg

原題:Why Your Home Bar Needs a Japanese Twist(抜粋)
 

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