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中国は「ゴルディロックス期」のよう、弱気やめる時-ウォン氏

  • 同氏は「アジア・ボンド・トータル・リターン・ファンド」を運用
  • 同ファンドは中国について「マーケットウエート」に引き上げ

中国に対して弱気になるのをやめる時だ。

  中国について1年間「ひどい弱気」を続けた債券ファンドマネジャーのカール・ウォン氏がたどり着いた結論がこれだ。同氏の「アジア・ボンド・トータル・リターン・ファンド」は先月、中国に対する見方を「マーケットウエート」とこれまでの「アンダーウエート」から引き上げた。中国経済が新たな景気循環をスタートさせ、社債相場の回復に寄与するとの期待からだ。

  香港のネクサス・インベストメント・アドバイザーズ(運用資産7億1400万ドル=約790億円)で上級マネーマネジャーを務めるウォン氏は3つの理由を挙げる。

  • 習近平国家主席の権力固めが今年クライマックスに達し、国有企業を巡っては不確実さが取り除かれ投資再開が可能になる
  • 生産者物価が上昇に転じたことで、中国企業が一定の価格決定力を取り戻しつつある
  • レバレッジ(借り入れ)解消と資金逼迫(ひっぱく)阻止の間にある微妙な境界線を歩む中国人民銀行(中央銀行)は利上げを見送る

  ウォン氏は「中国のゴルディロックス期のようだ」と述べ、インフレなき成長が続く好景気を予想。「成長の新たな段階を迎えており、人々の投資意欲もある。インフレは非常に緩やかで、政治の安定を背景に国民のセンチメントが改善されつつある」と話した。

Deleveraging Impact

原題:China Bear Has Change of Heart on Bets for New Business Cycle(抜粋)

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