米ミサイル迎撃システム、5月下旬に実験予定-北朝鮮の脅威高まる中

  • 実験が実施されれば2014年6月以来、約3年ぶり
  • 約4兆円規模のシステムは米ボーイングが管理

米国防総省は地上に配備しているミサイル迎撃システムの実験を5月下旬に実施することを暫定的に決めた。報道官が明らかにしたもので、約3年ぶりとなる。

  弾道ミサイルの開発を進める北朝鮮の金正恩体制への圧力を強めることをトランプ米大統領が誓う中で、ミサイル迎撃実験を成功させる重要性は極めて大きくなっている。米戦略軍のハイテン司令官は今週、上院の委員会で「北朝鮮はわれわれの存続を脅かすような脅威ではないが、太平洋地域で最も危険かつ予測がつかない存在だ」と述べた。

  米ミサイル防衛局(MDA)のジョンソン報道官は電子メールで、5月の実験を目指していることを確認したが、そのためのリソースにも左右されると付け加えた。迎撃ミサイルはアラスカ州フォートグリーリー基地とカリフォルニア州バンデンバーグ空軍基地に配備されており、360億ドル(約4兆円)規模のシステムはボーイングが管理している。

  北朝鮮の核開発は、フロリダ州で6日に始まる米中首脳会談でも主要議題となる見込み。

原題:Pentagon Plans Next Major Missile Intercept Test for Late May(抜粋)

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