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米共和党議員、責任なすり合い-ヘルスケア法案復活の可能性遠のく

  • 議会の2週間休会で議員らは地元へ、オバマケア撤廃果たせず
  • 「自分たちがここまで無能だったことに驚いた」-共和党議員

責任のなすり合いが始まる、再び。米下院共和党議員らは5日、ヘルスケア法案の復活で合意にこぎ着けることが依然としてできないと述べており、少なくとも5月までは動きがなさそうだ。

  「今回、2週間はそのまま腐らせることになりそうだ」と、デニス・ロス下院議員(共和、フロリダ州)は週末から始まる2週間の議会休会について述べた。

  医療保険制度改革法(オバマケア)の撤廃・代替という共和党公約の実行に向け、ペンス副大統領は3、4両日夜に下院議員らと協議を重ねた。しかし共和党議員は採決の準備が整っていないとの認識で、今月中の投票実施の可能性は極めて低い。

  トランプ大統領を支持するクリス・コリンズ下院議員(共和、ニューヨーク州)は5日、保守派グループの「下院自由議員連盟」の所属議員が「再びゴールポストを移動させている」と不満を明らかにした。同連盟は大統領からもオバマケア代替案妥結阻止の戦犯としてやり玉に挙げられていた。

  これに対し、複数の保守派団体は、保守の優先課題に背いた穏健派に責任があるとしている。「下院共和党左派は、オバマケア撤廃という有権者への公約を守ろうとも歩み寄ろうともしない」と、自由市場を推進する団体「クラブ・フォー・グロース」のデービッド・マッキントッシュ氏は声明文で述べた。

  保守派シンクタンク「ヘリテージ・アクション・フォー・アメリカ」の代表、マイク・ニードハム氏は、穏健派は2週間の休会期間を使って「保守派のヘルスケア政策を理解」すべきで、そうした政策を反映させた法案を「戻ってから可決すべきだ」と語った。

  スティーブ・シャボット下院議員(共和、オハイオ州)は自分たちの責任だと認めている1人だ。下院共和党議員が合意にこぎ着けられないことについて「自分たちがここまで無能だったことに驚いた」と話した。

原題:GOP Points Fingers at Each Other as Health Deal Prospects Fade(抜粋)

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