コンテンツにスキップする

米スターバックスのフード事業進出拡大に暗雲-JABのパネラ買収で

  • JABは買収したパネラをスターバックスと真っ向勝負させる可能性
  • スターバックス、フード事業で米国売上高の25%を確保する意向

スターバックスは長年、フード販売を拡大する野心的計画を進めることに腐心してきたが、その課題はさらに難しくなった。

  投資会社JABホールディングは5日、ベーカリーチェーンを展開する米パネラ・ブレッドを72億ドル(約8000億円)で買収することに合意した。これにより、ランチビジネスへの進出を目指すスターバックスと真っ向から勝負することになるからだ。

  スターバックスは提供する食べ物の改善を試みてきたが、食事スポットとして正式に認知されるには至っていない。パネラはチキントルティーヤ・ボウルやサンドイッチ、サラダなどのメニューで成長してきたが、今後はJABの支援を受け、スターバックスと世界で競争できる。JAB傘下にあるピーツ・コーヒーやドーナツ店のクリスピー・クリームなどの協力も得られる。

  ユーロモニター・インターナショナルのコンシューマーフードサービス担当アナリスト、スティーブン・ダットン氏は「消費者の間ではスターバックスはまだ、コーヒーが主体という概念が根強い。客がスターバックスに行くのはランチやディナーのためではないだろう」と指摘した。

  スターバックスの最高経営責任者(CEO)に今月就任したばかりのケビン・ジョンソン氏はフード事業に大きな期待をかけており、米国の売上高に占める割合を現在の20%から最終的には25%に引き上げたい意向。

Bread Boom

原題:Starbucks Food Woes Look Worse With JAB’s Panera Acquisition (1)(抜粋)

    最新の情報は、ブルームバーグ端末にて提供中 LEARN MORE