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FOMC議事録:米経済見通しのリスクは上向きと見る参加者が増加

  • インフレリスク、4人は上向きと認識-均衡との見方は12人
  • 3月FOMC議事録の付属資料に示された参加者のリスク認識

米経済活動が当局の予想を上回るリスクは、そうならないリスクに勝るようだと一部の米金融当局者は受け止めている。こうした認識を当局者が持つのは久しぶりだ。

  これは5日公表された3月14-15日開催の連邦公開市場委員会(FOMC)議事録の付属資料に示されたメッセージだ。FOMC参加者17人の大多数はリスクが「おおよそ均衡している」と引き続き受け止めているものの、雇用やインフレが予想より強めとなる可能性を見込む当局者の総数は、2012年1月会合のデータ公表開始以降で最高に達した。

  インフレのリスクが上向きだとした当局者は4人と、昨年12月時点の3人から増加。おおよそ均衡していると受け止めた当局者は12人、下向きだとしたのは1人だった。国内総生産(GDP)のリスクについても同様の数字で、12月時点の予想と変わらなかった。失業率については、予想より改善するリスクを認めたのは4人と、12月時点の3人から増えた。リスクが均衡していると受け止めた当局者は13人だった。

FOMC Sees Risks to Forecasts Tilted to Upside

  こうした変化は当局者が16年よりも急速な利上げペースを採用することに自信を持つ理由を説明するものであり、FOMC声明の文言変更を検討することもいとわない当局者がいることを示唆している。3月の声明は「経済見通しへの短期的なリスクはおおよそ均衡しているように見受けられる」と説明していた。次回FOMCは5月2-3日に開催される。

  

原題:Fed Officials See More Upside Than Downside in Risks to Outlook(抜粋)

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