トランプ政権、約1兆円節約可能と試算-オバマ前政権時の規則撤回で

  • 金額は今後20年間対象ーホワイトハウス
  • トランプ大統領、既に11の規則を廃止、2つが署名待ち

ホワイトハウスは、議会が多数派であることを利用して迅速に規則を撤回できる1996年制定の議会審査法を活用して、オバマ前政権末期に導入された11の規制を廃止することで、今後20年間で100億ドル(約1兆1000億円)を節約できると試算している。

  議会審査法を発動できる期限は4月28日で、トランプ政権はさらに複数の撤廃案が期限までに上下両院を通過し、大統領の署名を経て成立させたい意向だと、ホワイトハウスの議会担当補佐官、マーク・ショート氏が5日に記者団に述べた。

  議会審査法に基づき、議会とホワイトハウスは、前政権の最後60日間に成立した規則のみ撤回できる。これまでに発動された例は1度しかなく、クリントン政権時代に導入された労働省関連の規則に対して2001年に行われた。

  今回の議会はこれまでに、オバマ政権時代の採炭の廃棄物汚染に対する規則から、深刻な精神的問題を抱える人の銃器購入防止に至る規則撤廃を発動。米市民団体パブリック・シチズンによると、既に11の規則撤廃に使われ、他に2つが大統領の署名待ちだという。

原題:White House Tallies $10 Billion Saved by Repeal of Regulations(抜粋)

    最新の情報は、ブルームバーグ端末にて提供中
    LEARN MORE