キャンターの元マネジングディレクター、内部告発で解雇されたと証言

キャンター・フィッツジェラルドの元債券セールスマンは2人のトレーダーが間違った情報で顧客を惑わせていると上司に伝えたこと、さらに法に反する行為を問題視しない社風に沿わなかったことが原因で解雇されたと、ロンドンの法廷で証言した。

  マネジングディレクターだったドレイ・シンプソン氏は、顧客より先回りして取り引きするフロントランニングや、市場の悪用などの懸念があると上司に申し立てたが、同僚との「折り合えないこと」を理由に2015年に解雇されたと主張。不当解雇と内部告発への報復でキャンターを訴えた。

  シンプソン氏は5日の審問に文書で証言し、「彼らの行為は不誠実で不正、そして違法の可能性があると考える」と述べた。さらに、「トレードを成立させるためには噓をつくことを含めて何でもやるのでなければ、職責を適切に果たしていない、『成功への欲』に欠けると彼らは判断した」と続けた。

原題:Cantor Salesman Says He Was Fired for Blowing Whistle on Traders(抜粋)

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