米供給管理協会(ISM)が5日発表した3月の非製造業総合景況指数は拡大ペースが前月から減速し、5カ月ぶりの低水準となった。

  3月のISM非製造業総合景況指数は55.2と、2015年以来の高水準だった前月の57.6から低下。ブルームバーグがまとめたエコノミスト予想中央値は57だった。同指数では50が活動の拡大と縮小の境目を示す。

  ISMの非製造業景況調査委員会のアンソニー・ニーブス委員長は記者団との電話会見で、「大統領選以降に高揚感が広がり、それは回答企業のコメントやこの指数に反映されていた。その後は貿易や移民、ヘルスケアの話題が出てきたため、今のような不透明感とともに慎重姿勢がみられる」と指摘。「こうした不透明感があるために、景況感がやや弱まっている」と述べた。

  項目別では景況指数が58.9と、前月の63.6から低下。雇用指数は51.6で、昨年8月以来の低水準。前月は55.2だった。

  新規受注は58.9と、前月の61.2から低下。仕入れ価格指数は53.5と、前月から4.2ポイント低下し、4年ぶりの大幅な下げとなった。

  受注残は53で、前月の54を下回った。一方、輸出受注は62.5と、前月の57から上昇し、2007年5月以来の高水準となった。

  3月は18業種中、15業種が活動拡大を報告した。

  統計の詳細は表をご覧ください。

原題:U.S. Service Industries Grow at Slowest Pace in Five Months (1)(抜粋)

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