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WH融資でゴールドマン破る-変貌遂げるアポロの「大きなモメント」

  • アポロが引き受けたWH向けのDIP融資は8億ドル
  • アポロは代替投資・不良資産運用から大手の貸し手に進化へ

東芝傘下のウェスチングハウス・エレクトリック(WH)に事業再生融資を提供する米アポロ・グローバル・マネジメントは、この案件獲得で融資市場でも競争の激しい同分野での地位を固めた。かつてウォール街の大手銀行が支配していた一角だ。

  プライベートエクイティー(PE、未公開株)投資で最大級のアポロは、米ゴールドマン・サックス・グループが主導するグループに競り勝ち、今回のいわゆるDIPファイナンス案件を手にした。

  アポロが引き受けたWH向けのDIP融資は8億ドル(約880億円)。WHは米連邦破産法11条に基づく会社更生手続き中の運転資金として同融資を確保した。事情に詳しい関係者によれば、このDIPファイナンスは、アポロのクレジット部門が引き受けた単一案件としては過去最大。

  ニューヨークに本社を置くアポロの届け出によると、同社クレジット部門の資産は2016年10-12月(第4四半期)現在で1370億ドル。09年時点は180億ドルだった。アポロは代替投資・不良資産運用会社から大手の貸し手に進化しつつあり、クレジット部門の成長はそれを反映している。関係者はWHへの融資をこの変貌における「大きなモメント」だと呼んでいる。

  アポロの広報担当者はDIP融資についてコメントを控えた。ゴールドマンもコメントしなかった。この融資の銀行代理業者を務めるシティグループもコメントしなかった。

原題:Apollo Gains on Wall Street With Westinghouse Bankruptcy Loan(抜粋)

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